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　　　　　　　２０１７年１０月のご挨拶

拝啓　今年も早残り三か月　今月は突然の衆議院選挙や大変心配な北朝鮮情勢など重要な事が気にかかります。

皆様には如何お過ごしのでしょうか。日頃はシンプロポリスミナスをお引き立てくださり心よりお礼申し上げます。

さて秋の風物は様々ですが、活発な昆虫の生態観察と涼やかな虫の声の音なども私には楽しみの一つです。

先日、西日本新聞に「虫の目図鑑ハキリバチ」という表題を見つけ、びっくりして記事を読みました。何故ならハチキリバチを知らなかったからです。

ハチキリバチは膜し目ハチキリバチ科に属し、ミツバチに似ていますが、体は比較的短くて太く、頭部は大きくその種類は日本には２５種類もいるそうです。ミツバチとの大きな違いは単独生活をし雌が植物の葉を半円形に切り取り、それを材料にして巣をつくります。

バラの葉を好んで切る種類があり、時に害虫扱いされるそうですが、花粉媒介昆虫として有益であるとのこと。また、性格はおとなしく普通は刺すことがありません。巣をつくる場所は木にできた穴や地面に開いた穴の中で、その中に切り取って来た葉を運び入れ穴の中の壁をすっかり葉で覆って円柱型の育房を作ります。そしてそこに花粉と花蜜を混ぜ入れ卵を産んで最後に蓋をします。

ユーチューブでハキリバチが葉を切り取り巣に運ぶ様子を見ましたが何とも愛らしく新鮮な感じがしました。

念のためブラジルプロポリス原料を作るアフリカ蜂化ミツバチは過酷な環境に耐えた力強く獰猛なハチでハキリバチとは全く対照的です。

秋冷加わる折、皆様どうぞお体を大切にお過ごし下さい。実り多き秋をお祈り申し上げます。　敬具

　　　　　　　　　　　有限会社　ノビア　店主　河村伸一郎