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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１６年４月のごあいさつ

拝啓　陽春の候　開化と共に活動的な季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。日頃はシンプロポリスミナスをご愛顧くださり深く感謝申し上げます。

さて私共は幸い大きな病気にならずに過ごしてきましたが妻も今年還暦を迎えることになりました。そして先月、早々と地元太宰府の還暦厄払い行事「梅上げ」に出かけていきました。以下は妻から聞いた太宰府の風物詩となっている伝統行事のことです。

「梅上げ」は太宰府天満宮の厄払いの行事で還暦を迎える男女が天満宮に梅の木を献梅して厄を払うというものです。起源は１９０２年の菅原道真公御神忌一千年大祭の時、境内梅いっぱい運動が行われ、その時に博多の高砂連６００名が博多松囃子を賑やかに奏でながら街中を練り歩いて奉納したことです。

今年は３月５日（土）晴天、参加者は１１７名、その行程は午前９時受付し赤の法被を着て、１０時に本殿で厄除け祈願、１０時半に記念写真、バスで中央公民館へ移動、ここで記念式典と昼食なります。午後１時、しゃもじと紅白の小餅２０個を赤い袋に入れ首から下げて、太鼓三味線のお囃子隊を先頭にしゃもじを打ち鳴らし、沿道の人たちに小餅を配りながら天満宮まで練り歩きます。

道筋の家々の接待所では酒や肴などを振る舞い、行列は立ち寄ってお礼に小餅を置いていきます。途中、梅引き牛車も合流し、小餅も１００個補給して３時半に天満宮到着。４時に梅の木植樹、５時から７時に祝宴会場でお祝いになります。

太宰府ならではのこの「梅上げ」の伝統行事が盛大に続いていて、それに参加できたことを友人達と喜び、これからの折り返しの道を新しい気持ちで健康に歩いていきたいと思ったそうです。

皆様どうぞお元気でお過ごし下さい。　　敬具

有限会社ノビア　店主　河村伸一郎