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２０１４年１２月のごあいさつ

拝啓　今年もはや師走となり、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます

シンプロポリスミナスにとっても今年は転機に一年でしたが、皆様には変わらぬお力添えを頂き、心より感謝申し上げます。

製造をブラジルから国内に切り替えてプロポリスの品質そのものが以前よりも大変安定したものになったと思います。それだけ日本の技術・管理は優れていると実感しておりますが、皆様はどのようにお感じでしょうか

今後も改善すべき点は、更に努力を続けて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、私事になりますが、来年３月で母は９８歳になります。私は男兄弟６人の末っ子で、長男とは１４歳違います。長男夫婦は、当初から実家に同居し、一時期は祖母、両親、兄弟、孫の４世代が同居する大家族でした。

父の他界後、母との３人暮らしが続いていましたが、長男夫婦も歳をとり、一人でトイレに行けなくなった母の世話が困難となりました。

そこで、やむを得ず、特別養護老人ホームに預けることを決めました。これから母が新しい環境で過ごすことに対しては、寂しさと不安を感じられ、特に長年一緒に暮らしていた長男夫婦にとっては、苦渋の選択であったようです。

本当によくしてもらっと感謝の気持ちです。

母は、老人性の惚けの症状の他、片目は失明し、耳は遠くなっていますが、元来明るい性格で、「痛いところもなく幸せ」と素敵な笑顔は絶やしません。

豊かな老いとは、今まで受容して来た地位、名誉容姿、健康などすべての力が失われていっても、それは自然の理と素直に受け入れることであると、母が教えてくれているような気がします。

そんな母を家族は皆大好きです。お正月には、各々兄弟の家族揃って、老人ホームに行くことでしょう

今年一年　皆様には大変お世話になりありがｔございました。

寒さ厳しき折、どうぞお元気でよい新年をお迎えください。　　　　　敬具

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有限会社　ノビア　店主　河村　伸一郎