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２０２３年２月１０日

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第２８１回

件名　「シンプロポリス通信　鬼は外?」

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このメールは、シンプロポリスミナスの店主しんちゃんこと
河村伸一郎にご縁のある方へ配信される、メールマガジンです。

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あっという間に１月が過ぎてしまいました。

２月３日は節分の豆まきと恵方巻を楽しまれましたか。

今日、知人と久しぶりに電話で話していたら
知人の奥様が入られている病棟にコロナのクラスターが発生して
面会ができないとのことでした。

社会活動は元にもどり広島サミットの前には５類に移行するとの
ことですが、どうやってコロナと共生していくかがこれからの
課題でしょう

シンプロポリスミナスがお役にたてますことを願う毎日です。
いつもお世話になりありがとうございます。

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節分の豆まきと言えば、私の祖母のことを思い出します。

祖父母の代から我が家は家具の商売をしていましたので
お店と自宅が続きでした。

小さな自宅には、兄弟６人、両親、３０歳代で未亡人になった
祖母、そしてお店の番頭さんたち数名とお手伝いさん数名が
同じ屋根の下に暮らしていました。

正月は、皆が歳の数だけお餅を食べられるように用意して
いました。
また節分の夜には、１０畳くらいの居間の和室の電気を消して
祖母が１升マスを２つか３つ用意して豆まきを行うのが
河村家の慣例でした。

祖母が大きく激しい声で「鬼??は〜外?」と叫んで
豆をあちらこちらに投げつけていました。

真っ暗な部屋ですので、頭の上にあたって「あー痛か〜！」
とあちこちで叫び声が聞こえてくるのも楽しいものでした。

それもそのはず、祖母が用意した升の中には、５円玉、１０円玉
５０円玉やキャンディーなどが豆と一緒に入っていたからです。

また祖母が優しく小声で言う「福は〜うち！」の声も懐かしく、
今でも節分の日には聞こえてきそうです。

祖母は信仰心があつく、毎朝晩、仏壇と神棚にお茶とご飯を
お供えし、商売繁盛と家族1人１人の名前を大きな声で呼びあげて
健康を祈っていました。

その頃博多には恵方巻の習慣がありませんでしたが、もし祖母が
健在ならば、更にまたハッスルしていることでしょう!(^^)!

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編集後記

ちなみに祖母が生まれた年は、１８８９年（明治２２年）です。
その年に大日本帝国憲法が公布されています。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

これまでに発行した　シンプロポリスのしんちゃんこと

河村伸一郎の「シンプロポリス通信」もお時間があれば

読んでいただけると嬉しいです。

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